ゆりりんです!
2月14日に解散されたエモルガさん(@emongamorupeko)主催の仲間大会『カイリュー1on1』に参加してまいりました!!!👏
ほんとにカイリューのお祭りって感じで、みんな頭の飾りが違っていて見た目も戦術も楽しかったです✨
さて、せっかく出るからにはなるべく勝ちたいな〜と思ってカイリューちゃん自身のことや環境を考察してみました。こちらのレポートは先日X(旧Twitter)に載せた記事にもう少し追記して編集したものとなっております。参考資料としてポケモン徹底攻略さん(yakkun.com)、ポケソルさんのダメージ計算ツール(sv.pokesol.com)を使用させて頂きました。
⭐︎考察
①カイリューについて
Aが高い中速物理アタッカー。特攻もそこそこあり、S操作技もいくつか覚えます。耐久もバランスが良く、何より特性マルチスケイルにより一撃での撃破をほぼ許しません。覚える技が豊富で種族値も優秀なため、まひるみ型、ほのおのうずアンコ型などの絡め手を得意とする型、特殊型、物理型(の中にさらにノマテラしんそく型、ダイススケショ型など多岐)、まさかの天候始動役といった多くの型があり、初見で何をしてくるか分からない怖さがあります。とにかくマルスケを早く潰しておくことが大切そうです。
②環境について
・1on1では自身の行動が透かされてアドバンテージを取られると勝てる確率は低くなるので初手はなるべく無駄にならない行動を取りたい
・氷4倍弱点が怖くて初手にテラスを切る、またはなげつける対策で守る人が多いだろう
・カイリューの高威力特殊打点が1 on 1では軒並み使いづらく(C↓↓のりゅうせいぐん、命中不安のふぶき大文字ドロポンなど)、それを補うには技スペやアイテムが限られてしまうことから純粋な特殊型は少なく、1つ以上は物理技を搭載している型の方が多そう
・搭載している物理技はゴーストテラス以外に安定する先制技しんそく、通りの良いじしん、すばやさ調整兼マルスケ潰しのスケイルショットが多いのではないか
・最速では運勝負が起こり得ることや上記のカイリューの事情を考慮すると、おそらく最速よりはある程度耐久(B >C)に振った型が多いだろう
・特性はマルチスケイルがほとんどだろう
・相手のテラスによっては安定しない鉢巻型は意外と少ないのではないか
+α 私の実力では、試合展開を想像し相手の行動を読むことがある程度必要な最遅アンコールなどの絡め手、また時間管理が上手くできないためTODを視野に入れた戦術は上手く使いこなせない😭
⭐︎今回の型
そこで上記を踏まえてできる限りやることを単純にした竜舞ジャポ型を考えてみました!
今回私が育てたカイリューちゃんはこちら。お名前はカイリューって200色あんねん、ということであんみかさんです!
時間的に色証やS0は粘れませんでした…くやしい…
性格 いじっぱり
HB はがねテラス切った状態で相手の地面テラスではないいじっぱりA特化地震をマルスケ混みで最高乱数切って2発耐えるライン
A 残り
ジャポ発動を狙いたいのでカイリューのメジャーな打点を無効にしてしまうフェアリーやゴースト、ひこうはこの作戦に噛み合わないと考えて、もともとのタイプ一致技を両方半減し耐性が優秀なことからはがねテラスを選択しました。おまけでなげつけるによるどくどく状態を防げます。
動きとしては、初手にテラスを切って耐性を変えて竜舞を積み1ターン相手のテラスを様子見。基本的には次のターンに上から目の前の相手を1番何とかできる技を選択するという作戦でした。2ターン目の動きはいくつかパターンを想定。
a. 初手で物理攻撃をしてくれている場合→マルスケが剥がれてこちらが基本的に先手を取れているはずなので、1番通りの良い技で押す
b. 相手がまもるを選択した場合→型が割れていないので攻撃してもらえるまでもう一度竜舞
c. 特殊技を打たれた場合→ジャポ発動しないので攻撃に転じる(マルスケが剥がれていなくてテラスがフェアリーでないならスケイルショットを打つぞ…と思っていましたが、耐久低下も考えると普通に他の攻撃技打った方が強かったです)
d. でんじはからのアンコール→アンコールが上から通るので有効ターンは2ターン。しびれが1回までなら竜舞が計3回積めるのですばやさが逆転する。でんじはアンコール型はほのおのうずやエアスラッシュしか打点がなさそう&あまり火力に振っていないはず。アンコールが切れるまでに倒されていなければチャンスがある。
⭐︎結果
12勝8敗 201位
最高レート1600.157、最終レート1527.842
じしんの多さは想定していたので不一致地震は2発耐えるように調整しましたが、想像以上に多いじめんテラス地震で散っていくうちのあんみかさんを見ながら少し切なくなりました…
私が対戦させて頂いたお相手はでんきテラスのカイリューちゃんも多かったので、ということはおそらくでんじは対策を厚めにしていた型が多かったのかなと推測します。
また今回の環境ではスケイルショットが有効に働いた試合は少なく、技構成はアイススピナーが良かったかもしれません。テラスタイプも結果としてはみずが最適だったように思いますし、できれば個体値も竜舞一回で最速を抜けるギリギリくらいまで下げておくべきでした。
この型では下からアンコ型やひやみず型にはどうしようもなく、何か奇跡が起きてアンコールが切れるまで生き残れ!!!または残りの試合時間中ずっとひるめ!!!などと思いましたが、そんなことは一度も起こりませんでした😉
相手にマルスケがある状態で弱点保険を考慮しなかったために負けた試合もあり、こういうプレイングのための思考をより磨くともっと今後強くなれそうだなあと感じた次第です。
とはいえ、結果は勝ち越しでなかなか上々といったところでしょうか。先ほどの考察では微妙かなと思ったものの、はがねテラスでしんそくを半減できたために勝てた試合もあったし、気合いのスケイルショット5発命中で削り切った試合もありました。やりたいことを通せた試合も少なくはなかったように感じたので、今後も引き続き対戦の腕を磨いて大会にも参加していきたいなと思います。
主催してくださったエモルガさん、対戦してくださった方々、本当にありがとうございました!
長くなりましたが読んで頂いた方に感謝申し上げます。頻度は分かりませんが、良きレポートが書けたら投稿するようにいたします!
余談
ジャポのみが手に入ったのは当日夕方でした。鬼退治難しすぎて泣いてます。